「ナースシューズ、ほんとに合わない…」
そんなふうに思いながら、毎日の立ち仕事に足の疲れや痛みを感じていませんか?
私も歯科助手として働くなかで、ずっと同じような悩みを抱えてきました。
靴の中で足が滑ったり、クッション性がなくて夕方には足裏がジンジン…。
仕事に集中したいのに、足元のストレスがずっとついてくる感覚。
そんなとき、プライベートで履いてラクだった「ビルケンシュトック」のサンダルを、仕事にも取り入れてみたんです。

ビルケンって、仕事中に履いていいのかな…?
最初はちょっと迷いましたが、実際に履いてみると、フィット感・安定感・脱ぎ履きのしやすさなど、想像以上に快適で…。
この記事では、ナースシューズが合わずに悩んでいた私が、実際に「仕事靴」としてビルケンを選び、使ってみて感じたことをリアルにレビューしています。

「ナースシューズの代わりになる靴、ないかな?」そんなふうに感じている方に、私の体験が少しでも参考になればうれしいです。
立ち仕事で足が限界…その悩み、私だけじゃないはず。
歯科助手として働く毎日、長時間の立ちっぱなしは避けられません。
そんな中で履いていたのは、よくある定番のサンダル型ナースシューズ。
見た目こそ“仕事用”らしい雰囲気はあるものの、実際に履いてみると…
- クッション性がほとんどなく、衝撃が直に伝わる
- 靴下とナースシューズの間が滑って、変なところに力がかかる
- 夕方になると足裏がジンジンして、立っているのもしんどい
滑り止めの中敷きを入れてみたり、いろいろと工夫もしてみましたが、なかなか解決されず…。

これって、私の足が悪いのかな…?
正直、「ナースシューズって本当に履きやすいの?」と疑問に思ってしまったほどです。
はじまりは「プライベートで履いてラクだった」こと
「私に合う靴って、ないんじゃないか」
そう思っていた時期がありました。
いろんな靴を試してもなかなかしっくりこなくて、足の悩みはずっとつきまとっていたんです。
そんなとき、プライベート用にビルケンシュトックのサンダルを試してみる機会がありました。
お店で何気なく試着した瞬間…

なんということでしょう…!
足にすっとなじむ感覚。
ふかふかしているわけじゃないのに、ちゃんと支えられてる感じ。
立っていても自然と姿勢が整うような気がして、「これかも…!」と迷わず購入。
※ちなみに私がプライベート用に選んだのはこのビルケン↓です

職場でも履けないかな?と相談してみたら…
プライベートでビルケンを履いているうちに、「これ、仕事でも履けたら絶対ラクだよな…」と思うようになりました。
ちょうどその頃、当時働いていた歯科医院では、衛生士さんが2人いて、それぞれ自分に合ったラクな靴を履いていたんです。

私も、もっと足がラクになりたい。
そう感じて、院長に思いきって相談してみました。
そしたら、
「補助とかはできないけど、白ならOKです」
とのこと。
それなら自腹でもまったく問題なし!
それより、足がラクになる方がずっとありがたい。
そう思って、白いビルケンを探して購入しました。
実際に履いているビルケンはこちら!
洗うために持ち帰ったタイミングで撮影しました。
実際に仕事で使っている、“使用感あり”の私物です!

長時間履いても窮屈さを感じないのは、この形状のおかげかも。

つま先が広めだから、足がラクなんです♪

パッと見は普通のサンダルに見えるけど、実際は安定感がバツグンです。

歩くとき、足についてくる感じがあるんです♪

滑り止めのパターンがしっかりしていて、歯科医院の床でも安心して歩けます。

減り具合も思ったより少なくて、まだまだ現役!

滑りにくいし、音もしない。静かに歩けて快適です♪
最初の医院で約2年、今の医院でも2年ちょっと履いているので、合計で4年以上使っていることになります。
本当はビルケンって「濡らすのはNG」らしいんですが…私は気にせずガシガシ洗ってます(笑)

タワシでこすって、水でザブザブ流してます(笑)
※自己責任で!
洗うとスッキリ!
こんな雑な扱いでも意外とキレイなので、「この耐久性、ほんとコスパ最強かも」と思ってます。
コスパって、「価格に対してどれだけ満足できるか」だと思うんですが、4年使ってまだ現役って、個人的にはかなり優秀だと思ってます。
ビルケンを仕事で履いてみて感じたこと
仕事中にビルケンを履いてみて、まず感じたのは「足がしっかりフィットしてくれる」こと。
サッと脱ぎ履きできるのに、しっかり足についてくる感覚があって、歩いても脱げそうになったり、パカパカ浮いたりすることがありません。

脱げないけど、締めつけ感がないのがちょうどいいんです♪
しかも、音が静か!
急いで動いても「ドタドタ」「パタパタ」音がせず、たまに気づかれないほど。
これは意外なメリットでした。

足音しなさすぎて、“いつからいたの!?”って言われます(笑)
そして私にとって大きかったのが、“靴下で滑らない”こと。
ナースシューズでは靴の中で足がズルズル動く感じがして、滑り止めの中敷きを入れてみたりと苦戦していたのですが、ビルケンではそのストレスがなくなりました。
ちなみに、最初に買ったのはベルト付きタイプでした。
足をしっかり固定できて安心感はあったんですが、脱ぎ履きのたびにベルトを外すのが地味に面倒で…。
思い切ってベルト部分を切りました。


ちょっともったいなかったけど、それ以上に脱ぎ履きがラクになりました!
見た目は少し変わりましたが、“仕事で使いやすくカスタムできた感”もあって、今の形がすごく気に入っています。
「ベルトなしタイプ」もあるので、最初からそちらを選んでもいいですね。
ベルトありタイプ(私が最初に買ったもの)
- 足の固定感重視派におすすめ
- 安定感・安心感を求める方はこちら

ベルトなしタイプ(現在使っている形に近い)
- 脱ぎ履き重視ならこちらが快適
- 私はこの形にしてから、履くのがほんとにラクになりました

どちらもビルケンならではのしっかりとしたフィット感&滑りにくさがあって、職場で使いやすい機能性は共通しています。
あとは、「どこを重視するか」で選んでもらえたらいいと思います♪
ナースシューズとビルケンの違いを比較
仕事でどちらも実際に履いてきた中で、「ここが違う!」と感じたポイントを表にまとめてみました。

あくまで私個人の感想ですが、靴選びの参考になればうれしいです。
比較ポイント | ナースシューズ | ビルケンシュトック |
---|---|---|
フィット感 | 足の中でズレやすい | 足にしっかりついてくる |
脱ぎ履きのしやすさ | 紐やベルトが面倒なことも | サッと脱げてラク |
静音性 | ドタドタ音がしがち | 静かに歩ける |
通気性 | 蒸れやすい | 蒸れにくく感じる |
安定感 | 中敷きに滑り止めを貼っていた | 貼らなくてもOKだった |
※すべて私の使用感・体験に基づいています。使用環境・足の形・職場の床材などによって、感じ方は異なる場合があります。
比較してみてあらためて思ったのは、「足がラクに感じるかどうかって、小さな違いの積み重ねなんだな」ということ。
ちょっとしたフィット感や音の有無が、意外とストレス軽減につながっていた気がします。
私が使っているのはこの「アリゾナ」というタイプです↓

安定感もあって、脱ぎ履きしやすくて本当に快適です♪
ちなみに、ビルケンには“EVA素材”の超軽量タイプもあります。
めちゃくちゃ軽くて「履いてないみたい」と感じるくらい快適なんですが、私の場合は靴下との相性がイマイチで滑りやすく感じたため、普段使いにしています。
ただ、歯科用品カタログにも掲載されていたことがあるくらいなので、職場によっては「仕事用としてEVAタイプもアリかも?」と感じる方もいるかもしれません。

軽さ・防水性を重視したい方は、EVAタイプも一度チェックしてみても◎
仕事用に靴を選ぶときに気をつけたいこと
「ラクな靴がいい!」と思っても、仕事中に履くとなると“見た目”や“職場のルール”も気になるところですよね。
私自身、ビルケンを履くまでにちょっと悩んだことがあって、「これって本当に大丈夫かな?」と不安になることもありました。
ここでは、実際に仕事で履いて感じたことや、選ぶときに気をつけたポイントをまとめてみます。
実際に履く前に気になっていたこと
ビルケンを仕事で履く前、私もいろいろ不安や疑問がありました。
「これって仕事で使っていいの?」「サイズ感どうなんだろう?」など、自分で調べたり、試してみたりしてわかったことをQ&A形式でまとめてみました。
気になること | 実際はどう?(私の場合) |
---|---|
見た目はOK? | シンプルなデザインだから「きれいめサンダル」として通用しました |
サイズ感は? | 普段のサイズでぴったり。甲高さんならワンサイズ上も検討かも |
洗える? | 水には強いけど、丸洗いやゴシゴシこするのは劣化の原因に。私はタワシで洗ってますが(笑) |
値段は高い? | 最初は高く感じたけど、4年以上使えてるのでコスパで見れば◎ |
公式的には「丸洗いや強いこすり洗い」は劣化の原因になるとされています。
私は自己責任でタワシ+水洗いしていますが、気になる方は柔らかいスポンジなどでやさしく洗うのが安心です。
職場で靴を変えるときに気をつけたいこと
私が働いてきた歯科医院では、基本的にナースシューズが支給されるところが多かったですが、「自分で用意してもいいですよ」と言われる職場もあります。
ただ、許可があった場合でも、あまりに奇抜だったりサンダル感が強すぎるものは避けた方が無難です。
職場の雰囲気や他のスタッフとのバランス、そして清潔感は大切なポイントですよね。
靴選びで気をつけたいこと
- 色や形に規定がある場合は、必ず従うこと
- 「違和感がないか?」も選ぶ基準のひとつ
- わからないときは、院長や先輩に相談すると安心

私は『白ならOK』と許可をもらって履いてました!
ちなみに、私が履いているビルケンシュトックは、ドイツの医療現場でも使われていることがあるそうで、機能性と実用性がしっかりしているのも選んだ理由のひとつです。
他にも、クロックスの医療用モデルを履いているスタッフさんもいます。
脱ぎ履きのしやすさや軽さを重視したい方は、こちらもチェックしてみてもいいかもしれません。

結局のところ、「どれが正解」というより、自分の職場に合っていて、自分の足がラクに働けることが一番大事だと思います。

靴選びって地味だけど、毎日の快適さに直結するからこそ、少しこだわって選ぶのもアリです◎
最後に:靴を変えるだけで、働き方がちょっとラクになった
「仕事中、足がしんどい…」
「ナースシューズって、本当に合ってるのかな?」
そんなふうに思っていた私ですが、プライベートで出会った1足を、仕事にも取り入れてみたことで、毎日の働き方が少しラクになりました。
もちろん、すべての人に合うとは限らないし、職場によってルールも違います。
でも、「足の悩みをがまんしながら働くのはしんどい…」と思っている方に、“こういう選択肢もあるよ”と伝わればうれしいです。

あなたの足に合う1足が見つかりますように!
足まわりがラクになったことで、仕事中のしんどさがぐっと減った気がしています。
私は他にもいろんな“ちょっとしたセルフケア”を試してきたので、もしよければこちらも読んでみてください♪
➡ 歯科助手の私が実践するセルフケア5選!仕事中の“ちょっとしんどい”をラクに